大好きなキミに、この想いを伝えたい
3. 告白
私たちは、たくさんのアトラクションに乗って楽しんだ後、最後に観覧車に乗った。
海斗と向かい合わせ。
ゴンドラがゆっくり上へと動いていく。
海斗と2人きりの空間‥‥‥
まるで、世界に私たちだけみたい。
そんなことを考えていると、
「莉乃」
さっきまで窓の景色を眺めていた海斗が私の方を向いた。
「今日は、ありがとな」
「ううん、こちらこそありがとう。海斗」
遊園地に海斗を誘った時、受験生で毎日勉強で忙しくて、もしかしたら断られてしまうかもしれないと思った。
でも、違った。
海斗は笑顔で『行きたい』と言ってくれた。
そして、こんなにも海斗と一緒に遊園地を満喫できて‥‥‥
「とっても楽しかったよ」
「俺もとっても楽しかった。莉乃のお陰で久しぶりに、リフレッシュできたよ。明日から、また勉強頑張れる」
海斗は笑顔で言ったけれど、私は笑顔を返せなかった。
海斗と向かい合わせ。
ゴンドラがゆっくり上へと動いていく。
海斗と2人きりの空間‥‥‥
まるで、世界に私たちだけみたい。
そんなことを考えていると、
「莉乃」
さっきまで窓の景色を眺めていた海斗が私の方を向いた。
「今日は、ありがとな」
「ううん、こちらこそありがとう。海斗」
遊園地に海斗を誘った時、受験生で毎日勉強で忙しくて、もしかしたら断られてしまうかもしれないと思った。
でも、違った。
海斗は笑顔で『行きたい』と言ってくれた。
そして、こんなにも海斗と一緒に遊園地を満喫できて‥‥‥
「とっても楽しかったよ」
「俺もとっても楽しかった。莉乃のお陰で久しぶりに、リフレッシュできたよ。明日から、また勉強頑張れる」
海斗は笑顔で言ったけれど、私は笑顔を返せなかった。