田舎へ移住とイケメン先生との出会い
朝になり、喘息の治療で通っている両毛記念病院へ。

楓「マジで新出先生に出会しませんように…。」

そう願いながら入口入って、検温。

新出先生に捕まったらいろいろとめんどい。

事務の人に皮膚科にかかりたいと伝えて、診察券と保険証を渡して、逃げるように内科待合室から移動。

皮膚科の待合室で休診のご案内を見つける楓。

楓「あれ? 今日新出先生居ないんだ笑笑 ラッキー‼︎ 居たら捕まって、爆笑されながら傷触りそうだからな…よかった。」

そう考えているうちに呼ばれた。

皮「大竹楓さーん、どうぞ」

皮「今日はどうされましたか?」

楓「昨日のお昼にラーメン作ってたら、ワクチン打った左腕が痛くなってラーメンを足にこぼして火傷しました。」

看護師さんが台を持って来てくれた。

皮「あー、これは酷いね。 水膨れは潰さないと治らないから潰しますね。」

針で水膨れを潰される楓。

楓「痛い…‼︎」

皮「皮捲れちゃってるもんね…痛いね。 2度の火傷だから2週間すれば治るからね。 軟膏出しとくから1日一回塗って風通し良くしてくださいね。 もし傷が治らなかったらまた来てください。」

楓「分かりました。 ありがとうございました。」

水膨れが潰れたおかげで痛みがマシになった楓の両足。

ただ、その痛みも日に日に激痛になり歩けなくなることも…。


楓「これ絶対2週間で治らんから。 未だに左足激痛伴うし。 新出先生にカルテ見られたら、火傷バレるし。 まあ診察の日に火傷のこと聞いてくるだろうしな…。 はあ…。」

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