田舎へ移住とイケメン先生との出会い

2ヶ月ぶりの病院

小雨が降る中、病院へ

待合室ガラガラなのに相変わらず30分待ち

新「大竹楓さん、2番へどうぞ」

ガラガラッ

楓「こんにちは」

生理2日目で機嫌悪いというか痛みが辛くて、憂鬱

そんな私を見て

新「こんにちは。元気⁇」

って聞いて来た

楓「元気」

真顔で言いながら、荷物置いて座る

新「コロナすごいから気をつけてね?」

楓「身内でコロナ出たよ」

新「こんだけ流行っていれば出るよ。 でも重症化はしないからね? 基礎疾患持ってて重症化したとか言われてるけど、実際違うんじゃない⁇って。ちゃんと調べてないからじゃないの?って思うんだよね。治療薬もワクチンもできたから、2類からインフルと同じ5類にして欲しいんだよね。僕なんか50目前だからだけど、まだ20代だから恋愛とか遊び楽しんで欲しいんだよね。一生で一度きりだからさ?」

楓「そうね笑笑」

コロナの話永遠に聞かされて、イライラしてくる楓。

新「コロナはね、やっぱり大人数での会食だね。リスクあるの。」

楓「人混み行くけどね」

新「お酒って飲むんだっけ?」

楓「飲む」

新「居酒屋とか会食する?」

楓「しない。家で飲む」

新「なら大丈夫」

それからも永遠にコロナの話をする主治医

うんざりしてきてちくわ耳笑笑

新「喘息はどう?」

やっと診察始める気になった

楓「台風来た時仕事だったんだけど、咳止まらなくて大変だった。メプチン効かないし。」

新「台風で発作起きたら、どうするか?だよね。気圧だからしょうがないけど、メプチン効かないんじゃステロイドしかないなぁ…。だけど、顔浮腫むからなぁ…。 台風で発作起きたら、1回電話してもらって病院来なさい。点滴するから。 ステロイド点滴すれば一瞬で良くなるから。」

出たよ!点滴笑笑 しかも3年前と同じこと言うし。

楓「咳だけでも病院来ないといけないの?」

新「ヒューヒューいってたりする?」 

楓「しない。ホント咳だけで止まらないんよ!」

新「病院来てもらったほうがいいなぁ。」

マジかよ!

新「メプチンあるんだっけ?」

楓「ないから1本出して欲しい」

新「分かりました。またいつもの吸入出しておきますね。」

楓「はい」

新「あれ?なんで眼科行ったんだっけ?」

パソコン見つめて聞いて来た

楓「逆さまつげで行ったんだよ」

新「あっそうそう!」

そう言いながら、メイクをガン見してくる笑笑

そんなしみじみ見ないでよ!

先生内心、「下瞼までガッツリメイクするから傷めるんでしょ?」って思ってるな笑笑

新「じゃあ頑張ってね。 けど、ホント台風で発作起きたら点滴するからね⁇」

いつまで点滴の話するんよ?笑笑

楓「点滴痛いから嫌なんだよね笑笑」

新「針刺さってるのに痛くなかったらどうすんの?笑笑」

楓「まあね笑笑」

新「じゃあお大事にね」

楓「ありがとうございます」
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