本気になっても良いですか?
詩「遅くなってごめんね、紗愛ちゃん。詩乃です。こう見えても悠くんと和弥は幼馴染みなのよ」
ニコッときれいな顔で笑顔を見せる

「よろ、しく...お願いします」

詩「そんなに畏まらないで?悠くんに話すようにしてくれていいから」

クスッと笑うと私の頭を撫でてくれる


悠「さぁ、検査にいこうか」
そう言われて病棟内をあちこち移動させられた


といっても体力の戻ってない私は車椅子だけどね

「ゆうくん、キツくなってきた」

呼吸は落ち着いてきて話すのも随分楽になってきたのに今度は身体がキツくてダルい

そう言うと顔を覗き込んだゆうくんは私の首に触れる

悠「いつから?また我慢してたでしょ」
溜め息をつくゆうくん
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