じれったい恋愛…~運命の人に気づくまで~

新しいクラス。
りこちゃんたちと輪になって、思わず喜んだ。


中島君が近くに来て、

『同じクラスになったね。
またよろしくね!』

そう言って席へ戻っていった。


そう言われただけなのに、何だか嬉しくなっている自分がいる。

何だろう、この気持ち…。

前から不思議に思ってるけど、好き?

ううん、きっと違うよね。

だって、私は水谷先輩の事が好きなんだもん。

きっと、よく目が合っていたから気になってるだけだよね?


そう、自分に言い聞かせ、自分を納得させた。


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