僕らのエタンセル
空を見ていると何だか落ち着くから。私の黒いものを全て吸いとってくれるような…
今日は気分転換に、いつもと違う3号棟の屋上に来た。
扉を開けると、私と同じくらいの背丈の女の子がフェンスの前で手を仰いでいた。
誰だろう…
『ねぇ。貴方…湊谷 雛梨?』
女の子は前を向いたまま、私にそういった。
今日は気分転換に、いつもと違う3号棟の屋上に来た。
扉を開けると、私と同じくらいの背丈の女の子がフェンスの前で手を仰いでいた。
誰だろう…
『ねぇ。貴方…湊谷 雛梨?』
女の子は前を向いたまま、私にそういった。