2分で読めるshort story
〇(140字小説)
「言葉にしてくれなきゃ分かんないよ」ってそうやって僕に言ってきたのは君のほうなのに。

彼奴と連絡を取るのを辞めて欲しいだとか、彼とは遊ばないで欲しいだとか。

「嫉妬?カワイイ」だなんて揶揄われて終わってしまうもの以外の言葉だって届いていない気がしている。

“好き”さえも、多分。


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