幼女総長と不良たち

伊東織果(いとうおるか)、20歳。

黒髪のチリチリパーマに青緑色の目。

色白ハーフの顔立ちにはそぐわないガン垂れた無表情さ。



4校の総長として君臨する無敵女子はある日ふと思う。



私は総長として皆の役に立っているのだろうか・・・

ちゃんと上手く皆の上に立てているのだろうか・・・



でも彼女はナイーブな自分を圧し殺し、

表面を取り繕って皆と一緒に居ることを望んだ。




そんな外面無表情、内面ナイーブな女総長が、


ある日突然小さな子供になっちゃった!




小さな子供は感情を(あら)わにし、

ありのままの自分を晒け出す事しか出来ない。



これはそんな矢先のお話。










「全てが全てに意味があるのだ」と、


神様は優しく(さと)すのだった。




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