諦めた心

朝、母さんから
何度も名前を呼ばれて····夢···?····

あっ、本当に呼ばれている

「日和!日和!
一華がっ。一華がっ。」
「一華がどうしたの?
まだ、寝てるんじゃないの。」
と、呑気に言う俺に
一枚の紙を見せる

母さんや俺に謝り
親父に謝れるかな·····
と、書いてある。

俺は、飛び起きて
一華の部屋にいく

一華は、
布団の中に入った後がない。
それに喪服のままだ。

どこに行ったんだ?

はっと、思い
親父の墓に行ってみる。

その間に
母さんには警察に連絡をして
ゆかりちゃんや旭にも
連絡して
他の友人にもあたってもらう。

だが、親父の墓には、
誰もいなかった。

『親父、頼む
一華を見つけてくれ。』

俺は、そんなことを願いながら
一華の大学に行ってみたりした。
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