夏を待つ太陽


手の中のタバコはいつのまにか消えていた。












どこにやったんだろうか。






でも、心がスッとした気がした。








彼がいなくなっても、私はずっとここにいる。











好きになった気持ちを急いで忘れようとしなくたって、いいじゃんか。












すれ違って、喧嘩して、離れ離れになっても











彼の中に私がいなくとも










過ごした日々が楽しかったのは事実だから。










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