トップリーガーの恋~おまえの心にトライする~
「澪さん、私の恋を応援して下さい!」

あまりの勢いに押される澪は、
「私で役に立てると思わないけど」

「澪さんがいいんです!今度、ラグビーを観に行くのでつき合って下さい!」

少し前にも言われた気が…。
あまり乗り気はしないが、ここまで言われたら嫌とは言いにくい。
「休みが合えばね」

「ありがとうございます!」と理桜に抱きつかれる澪だった。

「そろそろ戻るわ」

「私も、用意が出来たら向かいます」

澪の姿が見えなくなった所で、颯斗にメールを送る。何とか連絡先を受け取ってはもらったが連絡する可能性は低い事と、休みが合えば観戦につき合ってもらえそうな事を報告した。




< 60 / 154 >

この作品をシェア

pagetop