わたしにしか見えない君に、恋をした。
もう興味が別のところにいったのか、ベッドに寝そべって天井を見上げる湊。
この部屋に湊がいるのが当たり前で、湊がいない生活なんてもう考えられない。
手を伸ばせば触れられる場所にいる湊。
だけど、あたしは手を伸ばせない。
手を伸ばしたところで何かが変わるわけじゃない。
胸が苦しい。この気持ちの正体が何かもう分かってる。
だからこそ気持ちにふたを閉め鍵をかける。
今ならまだ間に合う。
こんなこと考えてはいけないと自分を戒める。口に出すこともできない。
そんなこと言われても湊を困らせるだけ。
ひっそりと胸の中にこの想いは秘めておく。それが今、あたしにできること。
あたしはぐっと自分の気持ちを抑え込んだ。
この部屋に湊がいるのが当たり前で、湊がいない生活なんてもう考えられない。
手を伸ばせば触れられる場所にいる湊。
だけど、あたしは手を伸ばせない。
手を伸ばしたところで何かが変わるわけじゃない。
胸が苦しい。この気持ちの正体が何かもう分かってる。
だからこそ気持ちにふたを閉め鍵をかける。
今ならまだ間に合う。
こんなこと考えてはいけないと自分を戒める。口に出すこともできない。
そんなこと言われても湊を困らせるだけ。
ひっそりと胸の中にこの想いは秘めておく。それが今、あたしにできること。
あたしはぐっと自分の気持ちを抑え込んだ。