復讐の華

決戦の日


◇◇

私が彼らと過ごした4ヶ月。


それは全てこの日の為に有った。


偽りのプリンセスを追い出し、懐に入り、騙し、そして救って。


それらは彼らに罪を知ってもらう為。


仲間なんてものの脆さを身に染みて感じてもらう為。


そして、彼らに信じていた者から裏切られる苦しみを味わわせる為。


その為に私は、彼らと関わってきた。偽りの仲間として。


ようやくこの日を迎えたんだ。


今この場には幹部全員が揃っている。1階にはいつも通り他のメンバーが。


話があると言って集まって貰った幹部たちは、仲良さげに話していた。


私がここに来た頃はお互いには一線を引いているような。特に伊織と晟也はタイプがまるっきり違う感じだったのに。


< 242 / 312 >

この作品をシェア

pagetop