Déjàvu デジャヴ
公園から一緒に帰った
上杉は手を繋いでくれた
いつもと違って
ちゃんと繋いでくれた
「冷たい…折原の手
…
公園に何時間もいたの?」
「うん…」
「身体、冷したら、ダメだよ…
…
ここに、赤ちゃん、
いるかもしれないんでしょ」
そう言って上杉は
私のお腹に手を当てた
「今月中に、決めよう…
オレもちゃんと考えるから…」
「うん…」
繋がれた手は温かくて
震えてたのは
どっちの手だろう…