Déjàvu デジャヴ
「折原、おはよ」
玄関に上杉がいた
いつも私より遅いのに
早く来て待っててくれたのかな…?
「おはよ…」
「一緒に、教室行こう…」
笑顔ではなかったけど
優しかった
「うん…」
私の歩調に合わせて歩いてくれた
「階段、大丈夫?」
「うん…大丈夫…」
「ちゃんと、考えるから…
もう少し、待って…」
「うん…」
最近の私は
いつも下を見てた
黒いアスファルトと
4階までの階段
それから
視界に入る私のお腹
だんだん大きく、なるのかな…?