Déjàvu デジャヴ
「あ、電車来るかな…」
上杉が時計を見て言った
上杉
ただその話だけで待っててくれたの?
ホームに電車が入ってきた
私は一歩前に出た
「じゃあ、気を付けてね」
「うん、ありがとう」
ホントは
まだ
一緒にいたかった
電車のドアが閉まって
電車が動き出した
風で上杉の髪がなびいた
ガラス越し
お互いに手を振った
上杉じゃない上杉
まだ見慣れない
アレ…?
私、普通に話せてた
前みたいに
上杉と
また楽しく笑いたい