オフィスとは違う彼の裏の顔
「まあ、もう少しゆっくり考えましょう」
「そうね、時間はまだ沢山あるし、私も新とずっと一緒に居たいから、焦らずゆっくり考えましょ」
⁉︎
「ちょっ⁉︎
何大きくしてんのよ!」
「いやっ…だって南央さんが…可愛すぎるから」
「んっ…ぁ…」
お風呂場で彼に抱かれたことは言うまでもない。
狭い空間に私の声と、金木くんの堪えた声が響き渡る。
お風呂を上る際、鏡に映った紅い痕が身体中にあることに気がつく。
もちろん首筋にも。
「金木くん」
髪を拭いている彼の手を止めさせ、私は彼の首筋に同じように紅い痕をつけた。