心がわり

人の心に 絶対なんて ない。

どんなに 言葉で誓っても 心は 縛れない。

だから 今の気持ちを 大切にしよう。


祥太と一緒に 結婚の報告をした時

課長は とても 驚いていた。

「いつの間に そんなことに なっていたの?」

「職場恋愛の お手本に なれますか?」

珍しく 冗談を言う祥太にも 目を 見開いていた。


地方銀行だから 異動と言っても 遠方ではないし。

社宅から 別々の支店に 通勤することになって。


家具や 備品を揃えて。

部屋の 準備が整って。


「祥太。私を 選んでくれて 本当に ありがとう。」

「どうしたの?急に 改まって?」

「うん。どうしても 祥太に 言いたかったの。」

「こちらこそ。俺の所に 来てくれて ありがとう。」

「未熟な私だけど。これからも よろしくお願いします。」

「任せて。俺 まどかに ベタ惚れだから。幸せに なろうね。」


新居で迎える 最初の夜。

2人で 賑やかに 食事の用意をして。

食卓に 向かい合って 言う私に

祥太は 優しく 答えてくれた。


先のことなんて わからないけど。

毎日を 一緒に 積み重ねて。

誰よりも 信頼できる 2人に なりたいから。


祥太から 心が離れることなんて ないくらい

いつも 祥太を 大切に しよう。


私も 祥太に ずっと 愛され続けるように。

素直な心で 祥太に 寄り添っていこう。


「まどか~。あんまり 可愛いこと 言わないで。ご飯より先に まどか 食べたくなっちゃうから。」

まだまだ 甘々な 私達だけど。


一緒に 成長していこうね。


私は そっと 椅子から降りて

祥太の頬に キスをした。









                ~end





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