何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

そんな時、「危ない.......!」ときららの声がした。

「え...や、やめてっ。」

ハチが私の方に向かって来た。

も、もし刺されたら前みたいに痛い思いをしないといけない。

あんな目にもう会いたくないよっ。

早くしゃがまないとっ。

だけど・・・足が動かない。どうしよっ。

だ、誰か.....!

その時だった。

『しゃがめ。』と言ってくれたのは。

春は足の動かない私を包み込みしゃがましてくれた。

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