何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

『1つ言いたいんだが、花を好きだった奴は結構多いと思う。だけど、俺が必ず幸せにする。だから、諦めてくれ。』と春はなん10人かの方を見て話をしていた。

その中でも春は特に翔を見て話をしているように見えた。

私にはよく分からない話だけど、春の言葉に返事をするように「花を幸せにしろよ。」と笑って答えていた。

翔の笑顔はどこか切なく儚く見えた気がしたんだけど、気のせいかな...?

「さっ、お前たち2人は先に帰れ。もう遅い。」と翔は言う。

ほんとだ。結構遅いな...。
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