何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

帰りも「パパが迎えにくる」と言って春には家を教えなかった。

だって怖かったんだもん。

信用してない訳じゃないの。

でも、勇気がなかった。ごめんね。春。




ココだ。変わってない。

少し古くなったような感じだけど。

あの頃と同じアパートだ。

鍵はしまっているよね?

春はココには居なそうだ。

でも、何かわかるならっ。と思ったの。

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