何億もの星に想いをのせて。〜何度だってあなたを〜

旅へーPart2ー


今日の朝出ていって、倉庫のみんなに言われたのを思い出した。

「待ってます。」と。

実は「協力する。」とも言われた。

本当に優しいね。良い人すぎるよ...。

「もしもし、歩夢?」

私は歩夢に電話をかけた。

助けて欲しいと。

「X市の春の住んでいる周辺の族とその場所の特定をして欲しいの。お願いできる?」

こんなに頼っていいか、やっぱり今だに分からない。

でも、頼ってくれ。

その言葉を私は信じる。

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