直球すぎです、成瀬くん
「え、いつ!?」
「……」
「てか何て言ったの!?」
「……」
「ねえ!」
「……何でもいーだろ…」
「付き合ってくださいって言った!?」
「……言ってちゃダメなのかよ」
宮城くんからの怒涛の質問攻めに、成瀬くんはうるさそうにしながら答える。
「っあーー何だよこんな幸せな誕生日羨ましすぎる!!」
成瀬くんの答えに、悶絶したように宮城くんはグラスに残っていたジュースを一気に飲み干した。
「ねえゆずゆず、成瀬どんな感じだったの?聞きたい」
「…え、えっと……」
どんな感じ……と聞かれても、私も色々な緊張でところどころぼんやりとしか覚えてないし…それに、成瀬くんはあまりこういうの言わないでほしいんじゃ……
そう思いながらそっと隣の成瀬くんを見ると、バチリと目が合った。
「っ、」
「こいつ困らせんな」
そう言って宮城くんを制した成瀬くんに助けられつつも、私は何だかものすごく恥ずかしくて仕方なくなって、慌てて立ち上がった。
「み、宮城くん…飲み物何か持ってきます…!何がいいですか…?」
「お…おー、ありがとう!…じゃあ、冷蔵庫に開いてるジュースあるからそれお願いしていい?」
「わかりました…!」
「あ!あとポテチ!キッチン奥のパントリーの棚にデカいのあるから!」
「わかりました…!」
「人使い荒すぎだろ、それくらい自分で取ってこいよ」
「ゆずゆずのご厚意に甘えることにした、クリスマスだし」
「クリスマス関係ねえだろ…」
呆れ顔の成瀬くんを横目に、私はそそくさとパントリーに向かう。