溺愛体質なクラスメートくん
ピンポーン♪
綾乃ちゃんかな?
玄関の戸を開けると綾乃ちゃんが立っていた。
「おはよう、綾乃ちゃん。どうぞ入って」
「おはよ。お邪魔しま〜す」
リビングで飲み物とお菓子を取って、2階のあたしの部屋に向かう。
「いつ来ても結愛の部屋は綺麗だね〜」
「そうかな?」
「うん、わたしの部屋なんかやばいから。荒れすぎてて」
綾乃ちゃんの部屋には何度か入ったことあるけど、そんな荒れてることもないと思うんだけどな。