大嫌いなアイツ〜幼馴染は今日も私を〜
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疲れた…。

やっぱり奏多には敵わないなぁ。


持ってきたタオルで汗を拭きながら、奏多が女子たちに囲まれて困っているのをぼーっと見ていると、体育の授業を半ば放置状態だった先生が、俺に近づいて来るのが見えた。


「お疲れ」

そう言って先生は俺の隣で腰を下ろす。


「あぁ…お疲れ様です」

「試合、良かったよ」

「ありがとうございます」


「単刀直入に言うけど、高田、うちのバスケ部に入る気はないか?」

一瞬聞き返しそうになったけれど、その言葉は俺にじわじわと入ってきた。
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