Everlasting Love〜きみに捧げる永遠の愛の歌〜

「そうかもね。」

「じゃあ、手伝うよ。道探し。」



 重なった。

 口調も、笑い方も、顔も、声も全然似てない。

 けれど、エセ…相沢隼人と関わると、そうちゃんのことを思い出してしまう理由がやっとわかった。

 瞳だ。

 彼は、そうちゃんとおんなじ瞳をしている。

 そして、そうちゃんが私にしてくれたように、彼もまた、私の手を引く。

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