君の口癖は「大嫌い」
学校で疲れている俺は、おうちデートをすることにしている。
ピーンポーン
里帆が来てくれた。
「いらっしゃい、里帆。」
「久しぶり、亮くん。」
そう言って、珍しく満面の笑み。
いきなりの彼女のデレに、理性グラグラの俺。
それを必死に抑えて、冗談めかして言う。
「何?そんなに俺に会いたかったの?」
そう言うと、絶対君は目を逸らす。
そして、真っ赤な顔で、こう言う。
「そ、そんな訳ないでしょ!もう!亮くんのそう言うところ大嫌い!!」