Flower black



「組長の身体は?」


「……たぶんもうもたないです。今は寝たきりなので……」


「そうか……」



楓さんはそう言いながら銀河の頭にポンっと手を乗せた。



「……おまえの父親をあんな風にしたのは紛れもなく俺たちだ。でもああするしかなかった。……許してくれ」



楓さん……



「大丈夫ですよ。俺が親父の息子として生まれてきた使命なので。……俺も俺でおとしまえはしっかりつけます」



フィッと目を逸らしながらそう言う銀河に楓さんはフッと笑った。



< 344 / 425 >

この作品をシェア

pagetop