この恋シークレット   ~アイドルと運命の出逢いをしました~
そして再会の日は、事故から2カ月経っていた。

約束の時間5分前、
「すみません。結城と申しますが、原田さんとアポがありまして」と事務所の受付に現れた葵。

受付の女性達は、原田からくれぐれも失礼のない様にと言われていた相手が、控えめな女性な事に驚いた。顔には出さないが、シャイニングレインと関係があるのか値踏みする。

事務所に出入りするシャイニングレインを目にする機会がある彼女達は、少なからず憧れている。事務所内にはあわよくば仲良くなりたいと思っている女性は多い。実際は挨拶程度で関わる事はないのだが…

受付には話が通っており名前を記入し、入館証を渡された。

「奥のエレベーターで5階までお上がり下さい。降りたエレベーターの前に原田がお待ちしております」

「ありがとうございます」

控えめな雰囲気で、大きめのメガネを掛けているから素顔が見えないが、スラッとしていて 儚いイメージの女性に、何故か気になる受付の女性達だった。

葵の姿が見えなくなると、
「今の子、シャイニングレインと関係あるのかな?」
「ないでしょ~超地味子だったじゃん」と、まさか蒼の想い人で命の恩人だとは思いもしない。








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