笑顔のキミを

告白





「話ってなに??」

部活終わり、千夏ちゃんは先に帰って教室にナナと2人になった。


そう聞かれたら突然心臓がバクバク動き出した。

俺告白とかしたことないし、かっこいいセリフなんていえない。



「あ、うん。あのさ・・・」

「ん?」

「俺かっこよくないしこれといって取り柄もないしナナの隣にいたら劣っちゃうような男だし、今まで恋愛経験もないし、本当になにもないんだけど。でもこれだけはいわせてほしい。俺、ナナのことが好きだ。よかったら付き合ってください」

「なにもなくなんてないじゃん」

「え?」

「凛斗はかっこいいし、写真を撮る才能がある。隣に並んで劣るのはわたしのほうだよ」

「・・・それはないと思うけど」


これはつまり遠回しに断られたということ?

わからない。わからないぞ。

< 244 / 390 >

この作品をシェア

pagetop