キミの香り ーDéjàvu デジャヴー 番外編

なのに


大学を辞めて店を継ぐことを
1番反対したのは

栞だった



「大学途中で辞めるような人
なにも続かないと思う!」



「店を継ぐんだから
大学出る必要もないし…」



ケンカした



「カフェやりたいなら
大学卒業してからでも、いいじゃん…」



「学歴とか関係なくなるし…
あと3年行っても、無駄だよ…」




「わかった…
…
別れよう…」



「え…」



「そう言っても
大学辞める?
カフェやりたい?」



「…」



キミを喜ばせたかったのに…




夢とキミ

どっちも手に入れることは

無理なの?




「相手を理解するのも彼女だと思うけど
今の私には、理解できない
理解してあげれない
凌を…
…
だから、ごめんね…」



「…」



「凌から言ってよ…
…
別れよう…って
凌が言って!
…
オレと別れて!って」



いつもキミは気付かせてくれる


キミを好きな気持ちだったり




今は…

今もキミが好き



だけどオレは…



「オレと別れて…
…
カフェやりたいから…」



ホントはオレがフラれたのに

オレに言わせた



オレに選ばせた




< 38 / 81 >

この作品をシェア

pagetop