甘い恋には程遠い
疑う人生を送ってきた大神に…
私の言葉は何も伝われへん。
無力や、私は。
そもそも、余計な事なんて
言えへんかったら良かったんや。
ただ、じっと黙って…先生との
話を終えるのを待てば良かった。
ただ、一緒にご飯食べたいって
思っただけやのに。
そのために待ってたのに。
また、いらん事…言うてしもた。
もう帰ろ。大神が怒ってるのは
明白やから。これ以上
余計な事言って怒らせたくない。
慧「待てよ。」
私が背を向けて歩き出すと
大神が私の手を掴んできた。