甘い恋には程遠い

桃花「ごめん。でも、なる!!
大神の友達になるから!!」

慧「…おう。…あ。」

大神の言うた通りほんまに雨が降り出した。

慌てて弁当箱を袋にしまって
私と大神は屋内へと戻った。

桃花「教室戻ろか。」

慧「…なあ。」

桃花「何?」

慧「ここで食べれば?弁当。」

桃花「え?ああ、うん。」

大神がどんな気持ちで
そんな事を言ったのかは
分かれへんけど、2人だけの
時間が出来たみたいで嬉しかった。
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