君がいたから 陽翔、結菜side

「蓮は結愛のところにいたいと思う。
だから、後で少し時間あるときに食べやすいもの、持っていくから大丈夫だよ 」


「ありがとう、陽翔 」


そう言うと、急に身体が宙に浮いた。
そのまま横に、されてお姫様抱っこに…



「こんなに軽い結菜のほうが心配。
食堂いくよ 」


「ちょっと…陽翔ここ病院だよ… 」


「休憩時間だから、何も問題ない
それに結菜細すぎて倒れそうだから 」


「倒れないよ。でも、本当にありがとう 」


「お礼なんて良いよ。
俺が勝手に心配しているだけだから 」

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