俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~

「そう志を掲げた結果、VIPと対立するカタチになったんだけど…でも、まさかこんなカタチで生徒会を巻き込んでしまうとは、思いもしなかった。結果、田丸さんだってあんなことに…」

「芦屋は悪くない!…悪いのは、田丸にあんな仕打ちをした奴らだ!」

仁木さんに庇われながらも、凌憲は落胆の表情を見せている。



「僕達が出過ぎた真似をしたばかりに、田丸さんが…」



凌憲にそんな表情を見せられると、心苦しい、胸が痛い。

いつも冷静で頼れる存在だっただけに。

自分を責めて、落ち込むなんて…。



なんだか、もどかしい。

何とかしてやれないのか…まで、思ってしまう。



…しかし。

ここで口を開いたのは、ヤツ。

なんと、俺の元ボディガード陰陽師だった。




「…誰が何をどうしたとか、わからん。はっきり言って、詳しく聞いてもよくわからんわ」

「………」



はっ?こいつ、急に何を…。

複雑な事情、理解しきれなくなったら、投げ出すかのように…!

凌憲も仁木さんも、せっかく説明してくれてんのに、ビックリしてるじゃねえか…!


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