俺のボディガードは陰陽師。~第三幕・不穏な悲鳴~

ここで会ったが百年目

★★★









『…何で、南平がいるんだ…?』






南平って。

一年のVIPの一人だけど。



「…南平か?いたぞ?…それがどうした?」



南平は、先ほどあの魔獣のいた大ホールで、会った。

一悶着したけど。



すると、凌憲は首を傾げる。



「…南平、同じクラスで帰りに聞いたんだけど、明日からフェンシングの全日本合宿が東京であるからって、授業が終わった後、すぐに空港に向かったはず…」

「…は?」



確認のため、今一度その姿を確認する。

警察に付き添われて、移動の車を待っていると思われるVIPレディクラの集団の中に…確かに南平の姿はあった。



「…サボったとか?」

「それはないはず…他もう一人と引率の先生がいて、5時頃に、これから飛行機乗りますって連絡が来ていて…」

「え?」



南平はもう飛行機の中、もしくは東京にいるはず?

じゃあ…あそこにいるのは、誰なんだ?



凌憲と並んでその姿を首を傾げながら、見る。



「…あっ!」



なずなが声をあげる。



「どうした?!」


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