140字物語
告白しようって、決めたのに
好きだって、思いを伝えようって……
なのに、今日の君の隣には、知らない女がいた
私が向けてほしかった優しい視線が、他の女に愛おしいと伝えている
足が動かない
自分の行動力のなさに笑えてくる
涙が零れ落ちると、私は彼に背を向けて逃げた
好きだって、思いを伝えようって……
なのに、今日の君の隣には、知らない女がいた
私が向けてほしかった優しい視線が、他の女に愛おしいと伝えている
足が動かない
自分の行動力のなさに笑えてくる
涙が零れ落ちると、私は彼に背を向けて逃げた