ベジタブルハンバーガー

ノアに電話した



「ルカ…?どーしたの?」



「言うの忘れてたことがあったから…
別に、次に会った時でもいんだけど…」



「…なに?…やっぱり、不採用とか…?」



ノアの声が不安そうだった

顔が見えないとお互い不安になる



「いや…」



「じゃあ…なに…?」



「ノア…
…
ノア、好きだよ…
…
ただ、それだけ…」



「嬉しい…
言ってほしかったから」



嬉しい…


ノア、今どんな顔してんだろう


ノアの嬉しい顔が見たかった



「ノア、明日うち来る?」



「ん?なんで?」



「用があったら別に無理にいんだけど…」



ノアに会いたい



「うん、行くつもりだったよ
ルカに会いたいから
行ってもいい?」



「うん、明日ね…
待ってるから」



「うん
学校終わったら、すぐ行くね」



「おやすみ」



「おやすみ!ルカ」



通話を切ろうとしたら



「あ!ルカ!」



スマホからノアの声がした



「なに?」



「私も言い忘れた」



「ん?」



「ルカ、好き!」



耳にノアの声が響いて



たぶんオレ

ニヤけてる



誰も見てないから大丈夫



「わかってる
…
おやすみ、ノア」



照れ隠しにそんなふうに返した



ドキ…ドキ…ドキ…



胸が必要以上に高鳴った



付き合うって

こーゆーことなんだ




< 474 / 575 >

この作品をシェア

pagetop