俺の好きなあいつ


「僕に嘘が通じるとでも?」
黒い笑顔でハルカが近づいてくる。
俺は、無意識に後ろに下がって行った。
ドンっと背中が壁にぶつかる。
に、逃げられない…!
ギュッと目を瞑る。
唇に何かが触れた。
え?
目を開けると、ハルカが頬を赤く染めている。
なにが、起きたんだ…?

< 12 / 15 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop