姫になった娘と一緒に守られているワケあり元妃は、女子高生
神楽

愁君たちと一緒にあたしも来させられた
2年ぶりの神楽。
姫奈は、危険だからと、麗君が酒井の家で見ていてくれている

そして、今の紅蓮の幹部たちも一緒に来ている

「お前たちも来たのか」

「はい。燐や颯が言うくらいだから、それなりなのかと」

「それなり・・・そう思っているのか?お前たちは」

バンッとドアをけ破った玲央君

「「なんだ!?」」

「敵か!?」

下にいた神楽のメンツはオドオドしている

「何で・・・」

「紅蓮の」
「先代が」
「”元”妃を連れてくるんだよ!?」

そう、言われるのも嫌だった。
現妃を虐めた元妃。そのレッテルを張った張本人たちに会うのは

「幹部を呼べ!」

そう言って、上に上がっていった下っ端の数人

「アイツらがいねぇと戦えねぇのかよ?」

そう言って宣戦布告をするかのように下っ端に蹴りを入れた剛君と岬君
どれだけ下っ端が大人数でかかってきても
愁君や玲央君にまではたどり着くことがない

「これが、現実なのか?」

幹部である星哉たちが下りてくるころには既に
下っ端がほぼやられている状態で

< 20 / 68 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop