声を聞いて。 上
学校について
トイレの鏡で朝つけた髪留めを
確認する!


キラリと光る髪留めに
思わず笑顔がこぼれる



「あっ!」


思いたった私は
華のいる隣のクラスへ向かう


留奈「華ー!おはよー」

華「おはよー!あっ!その髪留めはじめてみる!さてはー?笑っ」



華はよく私のことを見ている。
昨日陸からもらった髪留めに
早速気づいてくれる



留奈「陸がくれたの」

華「えっ?陸くんからのなの?留奈の好みよくわかってるんだね!」



思わず笑顔がこぼれる


華「昨日は楽しかった?」

留奈「すっごく楽しかったよ!」



昨日の話になり
昨日の写真を見せようと携帯を出す


華「そのストラップ、さては昨日買ったな?笑っ」

留奈「そーなの。お揃いなの」


華「お揃い?えっ?てことは付き合ってるの?」


留奈「ほぇ?付き合ってないよ?」


華「えっ?お揃いってことは付き合ったんじゃ?」

留奈「全然、ただ久しぶりに遊びに行った記念にって」


華「そーなんだ、でもよかったね」


留奈「うん!」



キーンコーンカーンコーン


留奈「チャイムなった、戻るね?また後で!」


チャイムがなり隣の教室に
急いで戻る



結「留奈おはよー!」

留奈「おはよー!」




席につき、ホームルームが始まった
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