こんぺいとうびより
透明の金平糖 ~あとがき~
『こんぺいとうびより』最後までお読み頂き誠にありがとうございました。


☆御礼☆
私も他の方の作品を読ませて頂いて、本棚に追加したり感想を送ったりさせて頂いているのですが、それと同じ気持ちを私の作品に対して抱いてくださる方々がいらっしゃるというのが、いまだに信じられず、でもとても嬉しいです。

そして貴重な時間を割いて読んでくださっている皆様がもっともっといらっしゃると思うと、幸せに震えます。

本当にありがとうございます。


☆裏話☆
前作『みずあめびより』は自分にとって書きやすい主人公、物語でした。

なのでほとんど帰りの通勤電車での執筆のみで、家では平日はほぼ推敲のみ、休日は平日並みに朝早く目が覚めた時や子供の昼寝中に執筆、という感じで、行きの電車は仕事の勉強していたし、他の趣味等も並行して出来ていたのですが、『こんぺいとうびより』は色々な人物・恋愛を書いたために、どんどん余裕がなくなっていき、今まで他のことに使っていた時間を執筆に当てていました。最後の方はボロ雑巾みたいになっていました・・・。

なので、出来上がった作品は本当に拙い拙いものなのですが、実は結構身を削って書きました。その為、作品のどこかに作者の削り節が落ちているかもしれません・・・(^_^;)


登場人物の名前は、作者が今までお世話になってきたたくさんの皆様のお名前から一、二文字頂いて名付けています。

お話したのが1回だけ、数十分の方であっても、お顔とお名前は忘れられないので・・・。

名字そのままだったり、お名前の一文字を漢字を変えて使わせて頂いたり、色々です。

その為、困ったことに名前をつけた登場人物に関しては悪い人に出来ません。

今城真海をヒール役にするつもりが出来なかったので、安西さよかを・・・と思ったもののそれも出来ず、今度こそ、と、三坂静来を登場させたもののやはり無理でした・・・。

真海の元彼に名前がついていないのはこの為です。

お世話になった方々からお名前を借りずにつければよかったんですけれど。


☆『みずあめびより』シリーズの作品について☆
最終章『あんず飴の約束』で若い夫婦の赤ちゃん、『さやの』が出てきましたが、彼女が高校生になって初めて恋をするお話が、既に完結済みの『春色カレンダー ~31ページの青春~』です。

受験が終わり無事4月から大学生になることが決まった爽乃(さやの)。振り返ってみると高校時代は勉強ばかりで青春らしい思い出もなく、偶然出逢った同じ境遇の男の子と共に思い出づくりをするのですが、段々お互いに惹かれていき、この関係は1ヶ月限定なの?と切なく思う、というお話です。

主人公が高校生だと大人に比べて、使えるお金が少なかったり、行動範囲も広くなかったり、実家暮らしで門限があったり、色々と制限がありますが、そこも活かしつつ楽しんで書きました。

そしてこの作品の中に衣緒・鈴太郎の子供も一瞬だけ登場します。


『みずあめびより』シリーズは全部で4部作になります。その最後の作品『メレンゲが焼きマシュマロになるまで。』はこの衣緒・鈴太郎の子供が主人公となります。

2020年10月中には連載開始したいと考えています。その際にはファンメールでお知らせしますので、もしご興味を持って頂けましたら、お手数をお掛けしますがファン登録をして頂けると幸いです。


☆最後にもう一度御礼☆
「読んで頂けて嬉しいです。」「ありがとうございます」「励みになります。」って何回書いてもこの気持ちを言い表せないんですよね・・・。

自分の気持ちを取り出して皆様にお見せできたらいいのに・・・と思います。

長々と申し訳ありませんでした。
本当に本当にありがとうございました!!

涼しくなってきましたのでお体ご自愛ください。

優しい皆様の毎日にたくさんの笑顔が溢れますように。



2020年9月27日 希花紀歩
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