女帝は何を想う


ジリリッ、、、ガシャッ
また壊しちゃった
んな小説みたいな事はなくて無事起きれましたよ

私は蝶羽。高校2年生。
家族は居ない

私には幸せなハッピーエンドなんてこない
地獄が待ってる
そんな人生のちょっぴり悲しい物語。。




私の朝は煙草を吸うことから始まる
また最悪な1日が始まった
煙草を吸い珈琲を飲む
1日の中で唯一の幸せだ

「ピンポーン」

来た。


「蝶羽!!」

うるさい。

『うるさいんだよ、来亜』

来亜
私の幼馴染。いや、腐れ縁
茶髪、イケメン、優しい
なんでこんな奴が私の側にずっといるのか分からない
彼女なんかすぐできるだろうに、
できないのは多分私のせい
来亜はいつも私なんかを優先するか「蝶羽!」

『!!』

「何ぼーっとしてんだよ?早く準備しろよ」

人が考えてる時に急に話しかけるな

『はぁ。ちょっとまってて』

洗面所に行く
この瞬間が嫌いだ
自分の姿なんか見たくない

母親似のこの端正な顔立ち
腰まである黒髪

この姿のせいでだいぶ苦労した

髪を整え少しだけ化粧をする
顔を少しでも変えるため
少しだけ濃くするの

「ガサッ」

『なに』

「相変わらず綺麗だなぁと思って」

『見慣れてるでしょ』

「まぁねニヤ」

ニヤニヤして気持ち悪い

『行くよ』

外に出る。大嫌いな世界に。
雨が降りそうにどんよりしている
いっそ全部洗い流してくれればいいのに





キーンコーンカーンコーン

「てめぇら遅刻だぞ💢」

こいつは担任の秋
昔からの知り合いだ
こいつが怒ったらめんどくさいことになる
だから。。

『そんなに怒ると家、行ってあげないよ?』

「クソっ」

ふふっよろしい
簡単だ

どういう関係かって?
んーお兄ちゃんみたいな感じ?
まぁ気にしないで

未だにブツブツ言ってる秋をほっておいて教室に行く

ガラガラッ

シーン..

またこの空気
そんなに見られたら照れちゃうよ?

「蝶羽ちゃん!おはよう!!」
「おはよう!!蝶羽!」

あぁうるさい
でもね

『おはようみんなニコ』

コソッ
「まじ可愛いわ蝶羽」
「目の保養だわぁぁ」

ちょろい
ちょろすぎる

このクラスにはカーストがある
顔も頭も性格も良い
そんな奴が頂点に君臨する

ちなみに私の事

こいつらは荒い演技にも気づけないおばかちゃんってこと

笑っちゃうよね

当たり前に私を嫌う奴らもいる
でもそんな奴らをほっとくなんて私のプライドが許さない
徹底的に潰すの
普通の学校生活をおくれないくらいにね?
やりすぎ?

そんな事ない
リスクは最初に潰す
これが母親に教えてもらった唯一のこと

また裏に呼ばれた
人気すぎて困るわぁ

「おい!」

『なに?』

「いつもいつも上から目線で気に食わねんだよ」
「死ねよ!」





『低脳か。君たちのボキャブラリーの少なさには圧巻だよ。私が君が言った死ねよで本当に死んだらどーなると思う?
私は君にされたこと言われたこと一言一句漏らさず遺書に書いて死ぬんだよ
そしたら君の人生はもう終わり
一生私を殺したことが忘れたくても忘れられないの
殺人者のレッテルを貼られて一生過ごしていくの
お前の家族はどーなると思う?
殺人者を産んだ母親
これだけで世間様は切り離すんだよ
私としては楽しくて楽しくて仕方がないことだけどね?』

面白くて仕方がないこの脅えた表情が
腹の底から笑えてしまうんだ






零夜side


いつもの裏庭
いつもの仲間と溜まっていたら聞こえてきた

笑い声

でも苦しそうな声

見に行ってみると俺らの学年で1番可愛くて綺麗
性格も完璧
女帝
そう言われてる西条蝶羽が居た

でもいつもと様子が違った

「蝶羽ちゃんだぁ!」
こいつは海
俺の弟
すんごい馬鹿だでも頼りになる

「ねぇ零夜、あの二人何話してるんだろ
クラスの子は凄い怯えてるみたいだけど」

そう。腰が抜けていた。
悪魔にでも遭遇してしまったみたいな表情だ

西条は笑っていた

楽しそうに笑っていた

怖い

そう思った
久しぶりに手が震えた

「やっぱり蝶羽ちゃん猫かぶってたんだねぇ!」

こいつの人を見る目は素直に凄いと思う

西条にこんな一面があるなんて、わか『ねぇ』

「!!!」
気配がしなかった
こいつからは...

『盗み聞き?』

海「蝶羽ちゃん!!
いやーなんかすごい楽しそうな笑い声がしたから覗いてみてたんだぁ」

蝶羽『あら、そう
随分暇なのね、怜悧会の皆さんは』


そう、俺は怜悧会のトップ
海は情報管理だ

零夜「この学校の女帝がまさかそんな性格とはな」

蝶羽『貴方も見る目ないのね
あんなくそみたいな演技に騙されてるんだから』

海「酷いなぁ笑」

蝶羽『この事別に周りに言ってもいいわよ』

海 零夜「!!??」

この学校の俺らの権力を知らないのか、、
はたまたその権力を知って言ってるのか

怜悧会のメンバー約400人
ほとんどがこの学校に通っている
全国に名を記す怜悧会

当然この学校でも人気はある
顔が良い奴が集まってるからな

零夜「俺らが言いふらしたらお前が困るくせに
   何を言ってるんだ?」

蝶羽『困る?
私がこんな事で困るとでも?
怜悧会のトップも大したことないわね』

海「あ?」

海が蝶羽にくってかかる

蝶羽『なに?お兄ちゃまを馬鹿にされたからおこってるんでちゅか?』

海「殺す」

海が可愛いと言う女が多いが本性はこれだ
ヘラヘラしてる分キレやすい

戦闘態勢だ

さぁどうする女帝

海が殴り掛かる
スピードは怜悧会一

零夜「!!」

俺がやっとよけれる海の拳を簡単に避けてやがる!
どういうことだ

蝶羽『え?(笑)
ほんとに本気出してる?』

海 零夜「!!??」

何を言ってるんだこいつ
死んだ目して笑ってやがる

怖い。

素直にそう思ってしまった



〜女帝〜


蝶羽side

ちょっと軽く避けただけで何を間抜けな顔してるんだか

軽く1発殴ろうと思ったその時

来亜「蝶羽!!!!!」

はぁ、来ちゃった

来亜「何してんだよ!!あれほど言ったろ!!」

バカ2人はポケーっとしている

これで怜悧会のトップとは聞いて呆れるわ

蝶羽『私は何もしてない。こいつらが勝手に絡んできただけ』

って聞いてねぇし
勝手にガン飛ばしあってるし
人の話聞けし

来亜「お前なに蝶羽殴ろうとしてるわけ?殺すよ?」

海「てめぇ誰だよ?関係ねぇだろうが!!」

零夜「・・・」

とりあえず煙草吸おう
めんどくさい事になったらとりま煙草を吸おう!

最近肺気にしてiQOSにしたんだよねーー
まだあんま慣れてないけどうまし!!

てか今日夕飯何にしようかなぁ
パスタ食いたいな、いや、オムライスも捨て難い
えーでもラーメンも食べたいしなぁ

んーーまじでまよ「蝶羽聞いてんのかよ!!」

イラッ

誰だよせっかく夕飯の献立考えてんのに邪魔するやつは

来亜「お前は誰でもかんでも喧嘩売るんじゃねぇっつってんだろ!!!」

・・・

来亜「おい!」

「・・・蝶羽?」

蝶羽『お前いい度胸だな
てめぇらが勝手に喧嘩してっから一服して考え事してた最中なんだよ
急にこっちに八つ当たりしやがって調子こくなや』

・・・

来亜「すみませんでしたぁ!!!!!!」

・・・はぁ

まじで今日はついてないな


零夜side

ほっとかれてる俺たちってなんだ?


〜女帝の謎〜


私が産まれた時。

私が泣き声をあげた時。

ママって追いかけた時。

パパやめてって言った時。

貴方達はいつも冷たい目をしていた。

短く言うと望まれて生まれてきた訳じゃない
直結に言うと要らない子

ただ2人の男と女がその時のノリでSEXしてできてしまった子

子供は産まれる前親を選ぶ?
くだらない妄想だ

女は私を産んだ後毎日男を連れ込んだ
小さい時、ベッドの中で隣から聞こえてくる女の喘ぎ声を聞くのがどれほど苦痛だったか
女の男は毎回私を舐めるように見る
それが気に食わない女は私を蹴る
早く死ね
そう言われた時
死ねたらどんなに楽だろうと思った
生憎私には死ぬなんて馬鹿な選択肢は無かった

殺せばいい


男は私が生まれたあと男を連れ込む女を毎日殴った
私の前で殴ってSEXしてた
私が10歳になったある日
男に犯された
毎日、力の弱かった私を押さえつけ、ニタニタ笑いながら犯した
お前は俺から逃げられない
そう言われた時
生憎逃げる気持ちは1ミリもなかった

殺せばいい



私は刺した

女は最初は馬鹿にしていた
刺せるわけがないと。
だからちゃんと刺してあげた
馬鹿でも分かるように深く深く深く

私は殴った

男は酔っ払って私を犯そうとしていた
だから灰皿で頭を殴った
何回も何回も何回も何回も
そのうち動かなくなった


解放だ

2人を殺しても私にはなんの感情もわかなかった

半日経って私は警察に電話をした

『パパとママが血を流して倒れてるの!!助けて!!』

直ぐに警察がきた

「大丈夫かい!!??」

『・・・』

「何があったんだい?」

『公園から帰ってきたら玄関に倒れてるママが居てパパを呼びにリビングに行ったらパパも倒れてて
何かあったらおまわりさんにって小学校で習ったからお電話したの』

警察の人は涙を流していた

ちょろいちょろすぎる

なんで2人殺した私が今普通に過ごせてるか
知りたい?

世間は10歳が大人2人も殺せるなんて微塵も思っていないから
証拠は全部消した

そしてなんの罪もない隣の男が捕まった

我ながら上手い演技だ

ひとつ言うなら
警察は馬鹿すぎる






懐かしいなぁ
この事は誰にも言わない
例え来亜にも


人は嫌い

笑ってる顔が嫌い

ズタズタにしたくなるから辞めてよ

殺したくなるから



ヤメテヨ





in学校

秋「蝶羽は?」

来「俺が怜悧会の奴らと揉めてたらいつの間にかどっか行っちまった」

秋「そうか
蝶羽最近また暗くなってねぇか?」

来「あぁ
なぁ秋、」

秋「ん?」

来「蝶羽はいつになったら俺に話してくれんのかな」

「俺、蝶羽の事なんも知らねぇんだよ」
「秋教えてくれ蝶羽の事」

秋「俺がお前に話すことなんて何にもない。
知りたかったら自分で聞け
俺が蝶羽の事ぺちゃくちゃ喋る権利なんてねぇんだよ」





蝶羽side

数年前から来亜が私の事を探っているのは知ってる
秋が何も言ってないことも

そろそろ秋と私がどんな関係か教えてあげる

SEXFRIEND

略せばセフレ?

意外でしょ?

秋が私を愛してるのを利用してる
最低なのも分かってる
でも必要なの

〜1年前〜

ねぇ、私とSEXしよう

この言葉から始まった

秋は一言だけ言った

秋「俺を利用してお前が楽になるなら」

2人でベッドに沈んだ

貪欲に欲望のままに抱き合った

秋は私の名前を何回も呼んでくれた

「愛してる」

この言葉も何回も聞いた

蝶羽『秋・・・ごめんなさいっっ』

久しぶりに涙が出た

2人で泣きながら夜が開けるまで抱き合った

私が唯一人間として大好きな人
私が唯一尊敬してる人
私が唯一弱い所を見せれる人
私が唯一笑った顔が好きな人
でも、愛せない人

矛盾してるでしょ?
秋を愛してしまえば楽なんだろう
凄く幸せなんだろう

私にはそんな資格ない
この優しい秋を汚すわけにはいかないの

秋、ごめんね




秋side

来亜が蝶羽のことを好きなのは数年前から知ってる
元々ヤクザだった俺に唯一喧嘩売ってきたガキだった
来亜は蝶羽を守ろうと震えながら俺に立ち向かってきた

ゴメンな、来亜

来亜の後ろにいた蝶羽は死んだ目をしていた
でも俺は美しいと思ってしまった

それから数年たった今

俺は蝶羽を抱いている

俺の腕の中で苦しそうな顔をする蝶羽がたまらなく愛おしい

俺を利用するなら、利用して蝶羽が楽になるなら
どこまでも使って欲しい

わがままを言えば俺を愛して欲しい

蝶羽、愛してる


零夜side

俺は馬鹿だ、大馬鹿者だ

あの時の蝶羽の冷たい目が忘れられない
寂しそうな辛そうなあの目が

海はやめろって言ってくる
そうだよな

どう考えても危ない道にしか見えない
一見美しい薔薇の道
よく見れば棘だらけの茨の道

好きになってしまったんだ
あの冷酷な女帝を


来亜side


なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで


どうして蝶羽は俺を見てくれない
どうすれば見てくれる

蝶羽の視線はいつも秋に向いている

ふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんなふざけんな

この数年間ずっと隣にいたのに

あぁ、秋が居なくなればいいのに






〜女帝は気づく〜

蝶羽side


怜悧会の奴らと揉めてから2週間

海って奴が異常に私を睨んでくる
めんどくさい

私は人間の本質を見分けるのが得意だ

なんでこんな話をしたかって?

来亜

来亜がおかしいんだよ

私が秋と話しているとすぐ邪魔をしてくる

来亜が私を好きな事なんて百も承知

ずっと優しい来亜でいて欲しかった

来亜には悪い事をしたと思ってる

でも私にはどうしたらいいか未だにわからない

どうして私じゃなくて秋を睨むの?
秋に何をしようとしてるの?
やめてよ来亜



海side

はぁ、この頃イラつくことばかりだ

零夜つまり俺の兄貴
こいつがあの女帝を好きらしい

ふざけんなあんなクソ女!

兄貴を馬鹿にしやがって
兄貴もどうかしてるぜあんなのを好きになるなんて

この2週間俺は女帝を見ていた

でもこの頃様子がおかしい

あぁ女帝じゃなくてその犬みたいな

なんだっけ名前

ら、ら、らい、来亜!

そいつの目がおかしいんだ

ずっと担任の秋をみてる

いや、見てると言うより睨んでいる
これは一波乱ありそうだ♪


〜波乱〜

来亜side

どうしたら蝶羽は俺を見るんだ?


数年前


俺は蝶羽と公園で遊んでいた
幼なじみでずっと一緒で蝶羽のことをなんでも知っていると思ってた頃だ

4時すぎ

そろそろ帰ろうかと思っていた頃

スーツを着て白髪のオールバック
どう見ても怖い奴が俺らのいた公園で電話をしていた

俺は無視して帰ろうとした

だけど蝶羽はそいつをずーっと見つめたまま

「蝶羽帰るぞー!」

『・・・』

「あ、げ、は!!!!」

『・・・綺麗』

「は??」

そう、あいつの事を蝶羽は綺麗と言った

いつも目が死んでいた蝶羽が
俺に初めて見せる表情をしていた
宝物を見つけたみたいにキラキラしていた

秋「お嬢ちゃん俺になんか用事か?」

来「蝶羽に近づくな!!!」

蝶『・・・』

秋「・・・」

2人は見つめあったままだ
嫌な予感がしたんだ

とても嫌な予感

蝶羽を取られてしまうような予感

来「蝶羽、帰るぞ!」

そう言って俺は蝶羽の腕を無理やり引っ張って帰った







でも俺の予感は当たっていた





中学はあいつと蝶羽は1度も会わなかった
俺は嬉しかった
ずっと蝶羽は俺の物だった

でも高校の入学式

俺の人生で最低最悪の日

また出会ってしまった

数年前より格段にかっこよくなってるあいつに




キーンコーンカーンコーン

来「蝶羽いそげ!!」

蝶『別に歩けばいいじゃんかぁ』

来「入学式から遅刻してどーすんだ!」

やっと正門に着いた




「おーい!入学式そうそう遅刻だぞーー!」



どこかで聞いたことのある声


蝶羽もそう思ったらしい


前を向くと



いた



いたんだよ


白髪を黒に染め

スーツをきちんと着こなしていて

男の俺から見てもかっこいい奴が

秋が

いたんだ


それからはあまり思い出せない

気づいたら蝶羽とあいつは仲が良くなってて

生徒と教師の域を超えているとも見れた

俺はあいつを許さない

俺から蝶羽を奪ったあいつを絶対に許さない



蝶羽side



今日も秋の家

とっても落ち着く

秋に抱きしめられるだけで名前を呼ばれるだけで

ここにいてもいいって思える

秋「蝶羽なんか飲むか?」

蝶羽『カフェラテ』

秋「あいよ」

秋はカフェラテを渡しにくれた
後ろから抱きしめてくれた

蝶羽『ねぇ秋』

秋「ん?」

蝶羽『大丈夫?』

秋「来亜の事か?」

蝶羽『・・・うん、』

秋「最近また変わった。俺もどう接していいかわからねぇんだ、まぁ避けられて睨まれてるけど
でも来亜に申し訳ないとかは1ミリも思ってない
俺は欲しいものには方法を選ばない主義だ
例えどんな形でもな
殺意ばんばんだからなぁあいつ
気をつけるよ
でも、絶対にお前を蝶羽を渡さない」

蝶羽『そっか
私も最近来亜とは話してない
ずっとぼーっとしてるっぽいし
ちょっと怖い』

『ねぇ、秋
どこも行かないよね?
私から離れないよね?
ずっと隣にいてくれるよね?』

秋「なに急に可愛いこと言ってんだ?
当たり前だろ」

「蝶羽、早く俺を好きって言えよ
愛してるって言ってくれ」

秋から初めてお願いされた
泣きそうな声で

蝶『・・・ごめんね秋
もう少し待って?
私の中で踏ん切りが着くまで
貴方を愛してるって自信を持って言えるまで』

そう言える日は来るのだろうか

秋「わかった。



蝶羽仕事行くか」


蝶『うん

でもその前に・・・』

秋「いやずるくね?
その可愛い顔ずるいわぁ
俺頑張って我慢してたのに
覚悟できてるんだろうなぁ」

蝶『仕事行くんだから優しめにしてよね!!??』


羅奇side

私は羅奇、蝶羽の唯一の親友

蝶羽は私の全て
今日は最近来亜の様子がおかしいから話をしに来た

ちな、うちら3人は腐れ縁

急にでてきてごめんね笑
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