君の笑顔
アキの車の中で、ただ外の景色を見つめていた。

私が好きなアーティストを知っていて、車の中でその音楽をかけてくれていたアキ。


「由美が好きな歌手。私、これしか持ってないんだぁ…これ聞いていこうか!」


アキがかける一つ一つの言葉は私の傷を癒してくれていた。

車の中では特に何も喋らず、じっと座っていた。


「気分悪くなったら言ってね。すぐに車停めるから」


時々私の顔を覗き込みながら、声をかけてきてくれた。
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