ロミオとジュリエットは犬猿の仲
「私と相性が悪い!」


「・・・えぇ!?」


目の前を見ると椅子に座ってた彩が
なぜか椅子から滑り落ちていた。


「彩!どうしたの?大丈夫?」


「りーえー!なんでそうなるのよ!?」


体制を戻した彩の顔が急に目の前に迫って来た。


「な、なにが?」


「いい!?普通小学生男子ってのは
好きな女の子に意地悪するものなの!
だから日代君は梨恵のことが好きなのよ!」


「・・・は?」


好き・・・?


澪が私を・・・?



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