ロミオとジュリエットは犬猿の仲
俺はすこし不思議に思いながら教室に行くと
誠が何故かダルそうに机に突っ伏していた。


「おい、どうした?」


「あぁ・・・おはよー・・・はぁ・・・」


「元気ないな?お前らしくない
・・・どっか悪いのか?」


「いや・・・ちょっと疲れてて・・・」


「何があったんだよ?」



俺が聞くと誠は話し始めた。


「今日さ、なんとな~く早く学校に来たら
俺たちクラスの下駄箱の前でうろうろしてる
挙動不審の女子がいてさー・・・
クラスメイトじゃないから変だなって思ったけど
ほっといて自分の下駄箱取り出そうとしたらよー・・・そしたら」


「そしたら?」


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