ロミオとジュリエットは犬猿の仲
慌てて去って行く女子、
おそらく手紙を置いた彼女が
走り去っていくのを俺も見たな・・・


でも、誠はその場にいないで教室に居たが・・・


まさか、ずっと見張ってたのか・・・!?


「いや、まさかな・・・」


「どうしたんだ~?」


「いや、俺の下駄箱に手紙が入ってたんだけど・・・」


「何!?お前の下駄箱に手紙が入ってたのか!?」


「あぁ、多分その子からの手紙だと思うけど・・・」


「なんて書いてあったんだ!?」


「言わねーよ!守秘義務だからな!
ってかお前、それだけの出来事で
なんでそんなにダルそうにしてるのかよ・・・」


「なんかあの子のすごい勢いにのまれてよー
あ~ぁ、なんか疲れたー・・・」


誠は再び机に突っ伏した。



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