お母さんをやめます。
捜索願い出してから1ヶ月たった。

お母さんは、実家に帰っていた。みたいだ。

とりあえず見つかって良かった。

生きていて良かった。



でも家には戻らないと言われた。

私は、さやと友達の縁を切り

コンビニのアルバイトしている。


時刻は16:00

(りさね)
いらっしゃいませ。

(????)
りさね?

(りさね)
お母さん??なんでここに?

(お母さん)
ただ立ち寄っただけよ。

(りさね)
私、コンビニのバイトやっているの。

(お母さん)
一生懸命に頑張っているの?

(りさね)
もちろん。

(お母さん)
さやさんとはどうなったの?

(りさね)
私から絶交した。完全に縁を切ったよ。

(お母さん)
良かった。

(りさね)
じゃあ。家に

(お母さん)
ごめんなさい。戻りたいのは山々なんだけどおじいちゃんの容体良くなくて
戻れそうじゃないんだ。

(りさね)
そ、そうなんだ。(戻りたくないから言っているな。)


祖父は私が生まれる前に亡くなった。

なぜいないことが分かるって?

普通の親ならおじいちゃんおばあちゃんに

孫の顔見せるでしょ?

なにせ私は、母方の祖父にあったことが

ないからわかるの。


(お母さん)
じゃあ。バイバイ(ヾ(´・ω・`)

(りさね)
あ。うん。
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