意地悪執事はお嬢様を独占したい
「……あ、ありがと」
俯いてそういうと、一条は優しく笑ってくれた。
2人でお店に戻ると、みんなもう中にいるみたいで店内に入る。
「千結ちゃんおかえり!!遅かったね、大丈夫だった?」
心配そうな顔で私に駆け寄ってくる藍くんに安心させようと笑みを浮かべた。
「大丈夫だよ。遅くなってごめんね」
「ほんと?目赤いけど……」
そう指摘されハッとする。泣いたんだった!
みんな私に心配そうな顔を向けた。
どうしよう……と悩んでいると急に斜め後ろから手が伸びてきて私の視界は真っ暗に。