意地悪執事はお嬢様を独占したい
俺はその姿に釘付け。目が逸らせない。そんな俺をお構い無しにガラッと廊下に出て行ってしまった。
俺は、ズルズルとその場にしゃがみ込み顔を手で覆った。
「…っ、あぁ〜」
そんな情けない声を出した。
女子は、え!?っとパニックになっている。
……今のは反則ですよ、千結様。
あんなに嬉しそうに微笑んでいる千結様を見ると誰でも惚れてしまう。そりゃ、七海様も固まるわけだ。
あの笑顔は、俺のせい。ですよね?
自惚れてるのを自覚しながらも真っ赤であろう顔をパタパタと仰ぐ。